【医師が解説する緑内障の方の為の体質改善】6.どうすればリラックスしやすい体質になれるか

緑内障の方の体質改善のヒントに。
医師による解説シリーズその6

「医師による体質改善法」連載第6回のテーマは、「どうすればリラックスしやすい体質になれるか」です。

眼圧はイライラしたり、興奮するだけでも上がります。

ストレスが多くの病気の発症の引き金となったり、憎悪因子(状態を悪化させるもの)となったりすることはよく知られています。

緑内障に関しても、ストレスが何らかの影響を及ぼしていると考えられます。

大見貴秀医師の解説記事をどうぞご覧ください。

 

緑内障の方は知っておきたい、どうすればリラックスしやすい体質になれるか


 

緊張感、それは確かに必要なものです。仕事中や勉強中はある程度の緊張感を持つことで能率が高まります。しかし緊張し続けると人間の心身の不調を招きます。現代社会はストレスが多く、知らず知らずの間にリラックスしづらい体になってはいませんか?緊張から心身を開放し、リラックスしやすい体になるにはどうすればよいでしょうか?

1.自律神経の働き

人間は昼間活動をする時に緊張し、夜間休息をする時にリラックスするようにできています。

仕事や運動、勉強にはある程度の緊張感が必要で、休息するには心身がリラックスした状態が必要です。

この緊張とリラックスのバランスを取っているのが「自律神経」です。

自律神経は交感神経と副交感神経からなる神経で、昼夜を問わず働いています。

通常は起床するとともに交感神経が優位になり、活動をするのに適した状態となります。

そして夜に近づくにつれ徐々に副交感神経が優位になり、睡眠をとるのに適した状態になります。

交感神経と副交感神経のどちらがよくて、どちらが悪いということはなく、活動時は交感神経、リラックスするときは副交感神経というバランスが重要になります。

しかし強いストレスや過労、不規則な生活は自律神経のバランスを乱してしまいます。

自律神経のバランスが乱れると、夜間本来ならば休息しなければいけないのに交感神経が優位になり、睡眠の質が低下する、昼間活発にかつどうしなければいけないのに副交感神経が優位になり、眠気で仕事や勉強の能率が低下するといった不調が現れます。

それだけではなく自律神経のバランスの乱れは病気の原因にもなります。

自律神経のバランスが乱れたときに発症する代表的な病気に「自律神経失調症」があります。

主にストレスが原因で自律神経のバランスが乱れ、心身の不調を招く病気です。

副交感神経がきちんと働かず、睡眠や休息、幸福感などに関わるセロトニンという神経伝達物質のレベルが低下し、不安感や緊張感が続くようになります。

症状が進むと精神的な不調だけではなく、頭痛や倦怠感、手足のしびれ、めまい、不整脈などの身体的な不調も現れるようになります。

自律神経のバランスの乱れは消化器や循環器にも悪影響を及ぼし、過敏性腸症候群や過呼吸を引き起こすこともあります。

自律神経のバランスを保ち、これらの病気を防ぐためにはストレスを解消し、なるべくリラックスすることが重要です。

 

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2.リラックスしやすい体質になるには

リラックスしろ、と言われても難しいですよね。

人間そう簡単にリラックスできるものではありません。

ストレスが多いならばなおさらです。

自律神経のバランスを整えてリラックスしやすい体質になるポイントをいくつか紹介します。

日光を浴びる

人間は本来、朝日とともに起床し日没とともに休むようにできています。

自律神経も太陽光をきっかけに交感神経が働き、太陽が沈むとともに副交感神経が働くようになっていきます。

起床したらまず、カーテンを開けて太陽光を浴びるようにするとよいでしょう。

起きたら少しでもいいので朝食を取って、内臓を働かせることも重要です。

運動を行う

適度な運動はストレスを解消し、不安感や緊張感を軽減させます。

1日の中で運動をする時間を作ると、生活リズムが整い自律神経のバランスも取りやすくなります。

起床して日光を浴びつつウォーキングやジョギングを行うようにするとよいでしょう。

日が落ちてからヨガやピラティスなどの身体への負担が少ない運動を行うのも有効です。

交感神経が刺激されない程度に体を動かすことができ、適度な疲労感で夜の眠りの質を高めます。

熱すぎるお湯は避ける

入浴の際、熱いお湯に浸かるとスッキリしますが自律神経のバランスを整えるためには避けたほうがいいでしょう。

42度を超えるような熱いお湯は交感神経を刺激して、夜間の眠りの質を低下させてしまいます。

就寝前の入浴は38-40度程度のぬるめのお湯にみぞおちのあたりまで15-20分間ほどゆっくり浸かる半身浴が適しています。

水分が不足しないように冷たすぎない水を飲みながら行うとなおよいでしょう。

なお、朝に目を覚ますために40度を超えるような熱めのシャワーを浴びることは問題ありません。

むしろ交感神経が働き、スッキリと出かけることができます。

 
自律神経のバランスが整うリラックスしやすい体質になるにはまずは規則正しく一定のリズムの生活を過ごすことが重要です。

運動や通勤、食事をキッチリと同じタイミングで行うことは難しいので、そこで無理をする必要はありません。

実行しやすい起床時間と就寝時間をなるべく一定にできるようにすることから始めるとよいでしょう。

 

【執筆者】大見 貴秀医師

帝京大学医学部卒業。麻酔科標榜医、麻酔科認定医、サプリメントアドバイザー。 日本麻酔科学会、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員、生活習慣病アドバイザー。

麻酔科医として眼科や外科、脳外科、整形外科など様々な手術に関わる。

「治療」よりも「予防」を重視して診療にあたる現役医師。麻酔科医として勤務するだけではなく、加齢による身心の衰えや疾患に対するアドバイスを行う。


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