管理栄養士が解説!目に良いレシピ:たけのこ

豊富なカリウム!管理栄養士が解説!目に良いレシピ:たけのこ

たけのこ
 
冬、特に寒い日などは、春が待ち遠しい気持ちになることもあります。ショッピング街に春物が並びはじめても、厳しい寒さが続くことも多いですよね。

さて、今回の記事では、春の訪れを感じさせてくれる、3月から旬を迎えるたけのこの豆知識やレシピをご紹介します。

 

そもそも、たけのこって何?という時代に?

たけのこは、竹の生えている地面から生えてくる、竹の若い芽のことです。成長すれば、竹になるので、文字通り「竹の子」ですね。昔は近所の竹やぶでたけのこを取っていたという人も多かったでしょうが、今の子供たちにはあまり浸透していません。

たけのこは、「竹の子」であるということが、常識ではなくなってしまうかもしれませんね。

 

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たけのこの栄養とは?

たけのこには、非常に豊富に含まれているカリウムの他、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、鉄などのミネラルが含まれています。ビタミン類では、妊娠中にとりたい葉酸が多い点が特徴です。

過去には、亜鉛と目の関係を以前の記事でご紹介していますので、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。

 

たけのこに付着している、白い粉は何?

たけのこを切ると、中に白い粉が付着していることがありますよね。生のたけのこを調理したときは気にならなくとも、水煮のような加工品や、中国産の水煮を使うときなどは、この白い粉は何!?と驚いてしまうのではないでしょうか。

たけのこの切り口に付着している白い粉は、チロシンという物質で、アミノ酸の一種です。つまり、添加物や薬品ではないので、気にする必要はありません。安心してくださいね。

 

管理栄養士が解説!目に良いレシピ:たけのこのチーズ焼き

材料(2人分)

たけのこ(ゆでた状態または水煮)100g、オリーブ4個、プチトマト4個、オリーブオイル小さじ1、醤油小さじ1、塩コショウ適量、ピザ用チーズお好みの量、パセリ適量

作り方

1.たけのこは薄くスライスし、食べやすいサイズに切る。プチトマトを1/2、オリーブオイルはスライスにしておく。(プチトマトは工程3.で焼き、オリーブは工程4でトッピングに使用する。)
2.たけのこを、オリーブオイルと醤油で和え、塩コショウをしてレンジで3分加熱する。
3.2.をとりだし、耐熱容器に入れ、トマトを入れてからチーズをかけて、チーズが溶けるまでトースターで焼く。
4.オリーブとパセリを飾り付けたら完成。

レシピのポイント

和風の料理との相性が良いたけのこを、洋風にアレンジをしてみたレシピです。たけこのは独特の食感をしているので、その食感を活かして、アレンジの幅を広げると面白いですよ。
 

執筆者プロフィール

管理栄養士 おか なおみ
卒業後、管理栄養士として病院や福祉施設での栄養管理、給食管理の仕事に従事。現在は高齢者施設にて入居者様の栄養管理および、質の良い食事サービスを目指して季節感を取り入れたメニューの作成や調理員の指導を行っている。
 


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