緑内障の点眼治療と交感神経について
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、このうち、交感神経が興奮すると眼圧が上昇する、と考えられています。
たとえば、緑内障の点眼薬として、交感神経の興奮を鎮める働きのある薬、チモロールが使われています。
眼圧と、どのように関係するかと言うと、交感神経のβ受容体を刺激すると心拍数が増加し、眼球の房室に流入する房水の量が増えます。
(=房水の量が増えるので、眼圧を上昇しやすくなります)
逆にβ受容体を遮断すると房室に流入する房水量が減ります。
(=房水量が減るので、眼圧の上昇を抑えることができます)
チモロールにはこのβ受容体を遮断する働きがあり、房水量を減らして、眼圧を低下させようとしているのです。
また、α受容体を刺激すると、血圧の上昇とともに房室から排出される房水の量が増えます。
そこで、チモロールで眼圧が下がらないときは、このα受容体を刺激する働きのある点眼薬が使われます。
ただ、血圧を上昇させるので、長期使用はできません。
点眼薬の一般名、商品名、効果や副作用など、詳細については、別にまとめていますので、あわせてご覧ください:
緑内障治療で利用される点眼薬(目薬)の作用・副作用等のまとめ
当サイトを、正しく緑内障対策にご活用頂く為に。
当サイトでは、緑内障改善の可能性がある情報を、あえて非常に幅広く掲載しており、医学的治療の範囲を超え、予防・改善の可能性がある情報を発信しております。
これらの情報は、原因不明の眼病である緑内障に対して、効果を発揮する可能性があり、また、お医者様では立場上、提供しにくい範囲の情報であることから発信をしておりますが、これらを行えば、適切な治療等を行わずに済むというものではございません。
医学的治療の範囲を超えて、様々な情報を掲載している目的や、それらの情報を、皆さまの緑内障改善のために、正しくご活用いただくために、以下の記事を一度ご覧ください:
・ 緑内障に立ち向かうために、自分で出来る3つのこと
皆さまの緑内障対策の一助となれば幸いです。
ぜひご覧ください。
治療だけでは安心できない!?
無料メールで万全の緑内障対策を。
眼圧を下げるだけでは、今は、緑内障対策としては、不十分です。
なぜなら、眼圧を下げても進行するタイプの緑内障が急増しているからです(正常眼圧緑内障と呼ばれ、日本の緑内障患者の72%と言われます)。
眼圧下降を含め、様々な予防法として当サイトで公開されている内容を、無料で毎日メールでお届けします。
緑内障予防に役立つ内容を、メールで毎日一つ、受け取ることで、簡単に目に良いことを継続できます。
無料でご利用いただけますので、目に良い可能性があることを毎日行って、安心して毎日をお過ごしください。
ご解約もいつでも可能です。
詳しくはこちら