【医師が解説する緑内障の方の為の体質改善】3.腸内環境と体質改善
緑内障の方の体質改善のヒントに。
医師による解説シリーズその3
「医師による体質改善法」連載第三回のテーマは、「腸内環境と体質改善」です。
大見貴秀医師の解説記事をどうぞご覧ください。
緑内障の方は知っておきたい、腸内環境と体質改善
体質改善をする場合、腸内環境が非常に重要なファクターとなります。
体質と腸内環境はどのような関係があるのでしょうか?
腸内環境の基本も併せて解説します。
腸内環境はなぜ重要?
腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌など様々な菌が生息しています。
善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌に代表される人体に有益な働きをする菌、悪玉菌はウェルシュ菌や大腸菌などに代表される人体に有害な働きをする菌、日和見菌は中立的な立場の菌です。
善玉菌が人体に及ぼす有益な働きに歯以下のようなものがあります。
・悪玉菌の増殖抑制
悪玉菌は食事から摂取したタンパク質や脂質をエネルギー源としてアンモニアや硫化水素などの有害な物質を生産します。
それらの物質は腸壁から血液に入り、全身に悪影響を与えます。
一方で乳酸菌やビフィズス菌は食物繊維やオリゴ糖をエネルギー源として、乳酸や酢酸などの有機酸を生産します。
悪玉菌は酸性に弱いため、善玉菌が優勢な腸内環境を作ることで増殖を抑制することができます。
・ビタミンB群の生産
腸内の善玉菌は増殖の過程でビタミンB群を生産します。
ビタミンB群は主にエネルギー代謝に関わり、摂取した食事を効率的にエネルギーに変換させる働きがあります。
腸内環境を良好に保つことで善玉菌のビタミンB群の生産量も増加し、疲れにくい体を保つことができます。
・免疫力の強化
腸には人間の免疫細胞の約6割が存在しています。
腸の健康を保つことで、全身の免疫力が向上して風邪や病気にかかりづらい体質になることが可能です。
これらの理由により体質改善をする際は腸内環境が重要です。
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腸内環境を改善するためにおすすめな方法
腸内環境を改善させるためには
1.乳酸菌やビフィズス菌の含まれた食品を摂取する(プロバイオティクス)
2.腸内の乳酸菌やビフィズス菌の増殖を促す食品を摂取する(プレバイオティクス)
の2つの方法が挙げられます。
プロバイオティクスはヨーグルトや乳酸菌飲料、ぬか漬け、キムチ、ピクルスなど発酵食品を摂取するのが有効です。
ヨーグルトは代表的なプロバイオティクス食品ですが、牛乳アレルギーの人は摂取することができません。
その場合はぬか漬けやすぐき漬け、みそ、納豆などの発酵食品を摂るようにしましょう。
後述するオリゴ糖を利用するのもおすすめです。
腸内の善玉菌の増殖を促す栄養素には食物繊維やオリゴ糖があります。
ゴボウやキャベツ、レタスなどの食物繊維が豊富な食品を意識して摂取するようにしたり、砂糖の代わりにオリゴ糖を利用したりするのがお勧めです。
オリゴ糖は善玉菌の増殖を促す作用が強いため、特におすすめです。
甜菜が原料のオリゴ糖を選べば、牛乳アレルギーの人でも安心して摂取することができます。
夜寝る前にヨーグルトやオリゴ糖を摂取すると、寝ている間に腸内へ届き、翌朝の便通の改善に効果的です。
腸内環境の改善はすぐにできるものではありません。
数か月から数年をかけて少しずつ改善していくことが重要です。
意識して発酵食品や食物繊維を多めに摂るようにしていきましょう。
腸内環境が改善されていくことで、徐々に疲れにくくなったり風邪を引きづらくなったりする効果を実感することができます。
ただし体質改善は病気の治療ではありません。
病気の予防には効果的ですが、治すものではないことには注意をしましょう。
腸内環境とビオフェルミン
腸内に生息している善玉菌とヨーグルトなどの発酵食品に含まれている乳酸菌は必ずしも同じものではありません。
発酵食品に含まれる乳酸菌は腸内環境改善に効果はありますが、腸内に定着するものではないことには注意が必要です。
しかしビオフェルミン製薬株式会社が発売するビオフェルミンは人間由来の乳酸菌を使用しているため、腸への定着率がよいことが特徴です。
体質改善はもちろん、整腸作用も強いためお腹を下しやすい人にもおすすめです。
腸内環境とミドリムシ
ミドリムシと言っても虫ではなく藻類の仲間で、クロレラなどに近いです。
ミドリムシは動物と植物の栄養素を併せ持つ珍しい素材で、中でも「パラミロン」と呼ばれるβグルカンの一種が高い体質改善効果を発揮します。
食物繊維の一種でもあるため腸内環境を改善するほか、中性脂肪やコレステロールなどの悪玉菌のエネルギー源となる物質を腸内で吸着して排出する作用があります。
また、パラミロン自体にも免疫賦活作用があり、病気がちな体質を改善する作用があります。
腸内環境とビール酵母
様々なメーカーから発売されているビール酵母にも腸内環境を改善する働きがあります。
腸内の善玉菌を増やすプレバイオティクス効果があるほか、ビール酵母にはビタミンB群を初めとする各種栄養素が豊富に含まれています。
食が細く、エネルギーが足りていない人の栄養補給に適しています。
【執筆者】大見 貴秀医師
帝京大学医学部卒業。麻酔科標榜医、麻酔科認定医、サプリメントアドバイザー。 日本麻酔科学会、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員、生活習慣病アドバイザー。
麻酔科医として眼科や外科、脳外科、整形外科など様々な手術に関わる。
「治療」よりも「予防」を重視して診療にあたる現役医師。麻酔科医として勤務するだけではなく、加齢による身心の衰えや疾患に対するアドバイスを行う。
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