【鍼灸師が解説。緑内障の方の為の東洋医学講座】3.東洋医学を用いた身体の見方

「鍼灸師が解説する緑内障の方の為の東洋医学講座」連載第3回のテーマは、東洋医学を用いた身体の見方です。

鍼灸師の先生による解説記事をどうぞご覧ください。

 

東洋医学を用いた体の見方 基本編

東洋医学は精密な検査機器を持たない時代から、病などの体の状態を判断してきました。

人間の体がどう反応すればどのような状態になるかを、長く伝わる理論によって考えていくことが東洋医学の体のとらえ方となります。

これを弁証論治(べんしょうろんち)と呼んでいます。

基本的には施術者が患者に対して行うものですが、セルフチェックの参考にもなります。

まず初回は、病因と病の見方の基本編です。

 

外因・内因・不内外因

東洋医学で考えられる、病の原因は、外因・内因・不内外因とされています。

外因(がいいん)

外因は、気候など体の外からのストレスが病の起きる原因となることを指します。

自然現象である風(ふう)・寒(かん)・暑(しょ)・湿(しつ)・燥(そう)・火(か)を六気と呼んでいます。

寒すぎたり、湿度が高すぎたりすると、外邪(がいじゃ)と呼ばれる悪影響を与える原因となります。

それぞれ、風邪(ふうじゃ)・寒邪(かんじゃ)・暑邪(しょじゃ)・湿邪(しつじゃ)・燥邪(そうじゃ)・火邪(かじゃ)と呼んでいます。

風邪 :寒気、発熱、頭痛
寒邪 :悪寒、冷え、体のこわばり
暑邪 :発熱、発汗、のぼせ、倦怠感
湿邪 :だるさ、関節痛
燥邪 :皮膚や粘膜の乾燥
火邪 :目の充血、出血、炎症、高熱

内因と不内外因(ないいん、ふないがいいん)

内因は、精神的なストレスが病の原因となることを指します。

七情と呼ばれる、喜(き)・怒(ど)・思(し)・憂(ゆう)・悲(ひ)・恐(きょう)・驚(きょう)の七つの感情で表されています。

漢字の通りの意味がありますが、例えば通常は良いことと思える「喜ぶ」という感情も度が過ぎれば、気が緩んでしまい気分をコントロールしづらくなるということを意味しています。

喜 :心に関与、気の緩みを引き起こし、気分が上下し不眠などが起きやすい。
怒 :肝に関与、気(血)がのぼり、手足の冷えが起きる。気を失うことも。
思 :脾に関与、気がかたまり、下痢など消化器症状や食欲不振。
憂 :肺に関与、気を消耗、呼吸に影響を与え、咳などがでる。
悲 :憂いと同じ肺に関与、気を消耗、呼吸に影響を与え、咳などがでる。
恐 :腎に関与、気が下がり、排泄機能に影響を与え、失禁など。
驚 :恐と同じ腎に関与、気が乱れ、精神が安定しない。

一方、不内外因は外因、内因に当てはまらない場合を指します。

具体的には、乱れた食生活や過労などが原因となります。

 

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四診

望診、聞診、問診、切診の四つの方法で診断する方法です。

望診(ぼうしん)

客観的に見てわかる顔色、舌の色、表情、など目で見てどのような状態であるかをみます。

聞診(ぶんしん)

体の音を聞くというほか、匂いを嗅ぐことも聞診には含まれます。

声や呼吸の様子、内臓から発される体の音を聞くこと、体や分泌物や排泄物などの匂いによって判断します。

問診(もんしん)

現代の西洋医学でも行われている方法に近い診断法です。

どのような症状か、普段の生活習慣、体質などを直接具体的に聞いていきます。

切診(せっしん)

直接触れることで判断する方法です。

脈診、腹診と呼ばれる方法が多く取り入れられています。

脈診は、部位により五臓六腑が当てはめられており、それぞれの場所の脈の状態で判断します。

腹も同様に五臓が当てはめられているほか、腹の張り具合や音、肌の状態なども見ます。

 

執筆者プロフィール

ノダミライ
日本の鍼灸師国家資格、フランスのエステティシャン国家資格保持。日仏で約15年間活動後独立。美容鍼灸、エステ施術を行うほか、美容や東洋医学のライターとしても活動中。
 
 


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