管理栄養士が解説！目に良いレシピ：紫芋を食べるレシピ

アントシアニンの抗酸化作用が目を守る！紫芋を食べるレシピ

 

紫芋は、さつまいもの一種で、いもの皮以外も、すべてが紫色をしている芋です。

秋になると、よくスイーツなどにも使われていますよね。

今回の記事では、紫芋エキスと紫芋について、目に良い理由やレシピなどをご紹介します。

 

目の健康を保つ紫芋エキスの作用とは？

紫芋は、皮以外も紫の色をしている、アントシアニンを豊富に含んだ芋のことです。

アントシアニンは、ブルーベリーにも含まれている色素で、紫色の食材に多く含まれています。

そのアントシアニンが、目を守ってくれる強い抗酸化作用を持っているのです。

さつまいもは、食物繊維が多いことから便秘解消、ビタミンCが含まれていることから美肌によい、さらに甘くて美味しいということから、大変人気のある食材です。

また、芋類は私たち日本人が栄養不足のころから親しまれてきた食材ですよね。

毎日の食生活では、紫芋よりもさつまいものほうがなじみが深いと思いますが、紫色でないさつまいもはアントシアニンをほとんど含んでいません。

目を労わるために、今後は普通のさつまいもだけではなく、紫芋の食卓に並べてみませんか。

紫芋エキスは、紫芋の成分を抽出して作ったサプリメントによく含まれています。

サプリメントによって含まれる栄養は異なりますが、芋が嫌いでない人は紫芋そのものを食べると良いでしょう。

ただし、紫芋は糖質が多いので、ダイエット中の方はサプリメントでも良いですよ。

 

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紫芋で作る！おいしいスイートポテト

材料

紫芋2本、バター40g、砂糖40g、牛乳または生クリーム大さじ2、卵黄適量

作り方

1.紫芋を1センチ程度に切る。
2.さつまいもを沸騰した鍋で煮る。竹串がすっとささるよりも柔らかくしておきましょう。
3.ボウルに2.を入れ、バター、砂糖、生クリームまたは牛乳を入れてよく混ぜる。
4.3.を好きな形にする。初心者の方は、2センチ～3センチ程度の厚みの楕円程度にしておくと良いでしょう。
5.4.に卵黄を塗り、トースターで焼く。オーブンで焼く場合は200度10分～15分程度を目安にしてください。

レシピのポイント

紫芋をたくさん食べられるおいしいスイーツのレシピです。

生クリームとバターを使うと、風味がでてとってもおいしく作ることができます。

カロリーは低くありませんので、ダイエット中の食べすぎには注意が必要ですが、ケーキやクッキーよりも、体に良い栄養素を含んでいますので、おすすめのスイーツです。

 

まとめ

紫芋に含まれるアントシアニンは、目に良い成分です。

ブルーベリーやぶどう、ラズベリーなどにも含まれています。

芋類は私たち日本人にとってなじみが深い食材なので、ブルーベリーやラズベリーよりも、食卓に取り入れやすいでしょう。

 

執筆者プロフィール

管理栄養士　おか なおみ
卒業後、管理栄養士として病院や福祉施設での栄養管理、給食管理の仕事に従事。現在は高齢者施設にて入居者様の栄養管理および、質の良い食事サービスを目指して季節感を取り入れたメニューの作成や調理員の指導を行っている。
 

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