【医師が解説する緑内障の方の為の体質改善】7.アンチエイジングには何をすべきか

緑内障の方の体質改善のヒントに。
医師による解説シリーズその7

「医師による体質改善法」連載第7回のテーマは、「アンチエイジングには何をすべきか」です。

緑内障の発症・進行の確率は、老化と共に上がります。

そのため、緑内障の方にとって、アンチエイジングは理解しておきたい重要なテーマとなります。

大見貴秀医師の解説記事をどうぞご覧ください。

 

緑内障の方は知っておきたい、アンチエイジングには何をすべきか


 

年齢が若いうちは肌にハリがあり、徹夜をしても元気で、ちょっと無理をしても風邪をひかないとても元気な状態です。

しかし年齢を重ねるごとに肌はハリを失い、ちょっとしたことで疲れやすくなり、風邪をひきやすくなります。

「アンチエイジング」とは決して美容にのみ関わることではありません。

毎日をはつらつと元気に過ごすために重要な概念です。

若さを保つアンチエイジング、具体的にはどんなことをすればよいのでしょうか?

 

人間の老化とは?

人間は生まれてから20歳前後まで成長を続けます。

20歳前半くらいまでは肉体的、精神的にピークを迎え、精力的に活動をすることができます。

しかし25歳を過ぎたころから徐々に肉体と精神が衰えていきます。

30歳を過ぎたころからだんだんと疲れや肌のハリの低下を感じるようになるのではないでしょうか?

例えば若いころは徹夜をしてもきちんと動くことができたのに、30を過ぎたころから徹夜をするとフラフラになってしまうようなことです。

人間の全身の細胞は新陳代謝を行うことで古いものが新しいものへと置き換わっていきます。

若いころは心身が成長しているため新陳代謝のスピードも活発で細胞は常に新しい状態が保たれます。

しかし年齢を重ねるとともに新陳代謝のスピードが遅くなり、細胞が古い状態が続くようになります。

古い細胞は働きが弱くなり、その機能が低下してしまいます。

肌の細胞が老化していけばハリは失われ、肌荒れが起きやすくなります。

髪の毛の細胞が老化していけば、細く抜けやすくなり白髪が増えていくようになります。

細胞が老化していくと基礎代謝が低下していき、どんどん痩せにくく太りやすい体になっていきます。

若いころと同じ食生活を送っていても、体脂肪は増えていってしまいます。

成長ホルモンの分泌も減少し、肌のターンオーバーや傷の治癒も遅くなり、免疫力も低下していきます。

老化は美容面だけではなく、健康面にも関わります。

老化自体は誰にでも起こる自然なことです。

しかしできる限り老化を遅らせ、毎日を健康に生きることは可能です。

そのために重要になるのがアンチエイジングとなります。

 

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まずは筋肉量を増やして基礎代謝の向上を

老化していくときに気づきやすいのが基礎代謝の現象ではないでしょうか。

基礎代謝とは「何もせず生命維持のみに必要になるエネルギー量」のことを指します。

1日中寝ていても心臓を動かしたり体温を生産したりするときに消費されるカロリーがそれにあたります。

加齢するとともに細胞の働きが弱くなり、筋肉量も低下することで基礎代謝は減少していきます。

若いころと同じくらいしか食事を摂取していないのに太りやすくなるのは基礎代謝が減少するためです。

基礎代謝が減少し太りやすくなり、体脂肪が増加すると動脈硬化や高血圧をはじめとする生活習慣病のリスクが高まります。

筋肉量が減少し体温を作る働きが弱まると免疫力も低下していきます。

また太ることで美容面でも衰えていきます。

老化による心身の衰えが気になるならば、まず基礎代謝を向上させることを考えるとよいでしょう。

細胞の老化自体を防ぐことは難しいので、基礎代謝を向上させるためには筋肉量を増やすことが有効です。

筋肉は体温を作る働きもしています。

筋肉が体温を作ることで温められた血液が全身を循環することで、体が温かい状態は保たれます。

免疫に関わる酵素は体温が37度前後の時にもっともよく働くため、筋肉量を増やし基礎代謝を向上させることは、加齢とともに低下していく免疫機能も改善します。

体温が一度下がると免疫力は30%低下すると言われています。

筋肉量と基礎代謝を改善することはアンチエイジングをするうえでとても重要です。

筋肉量を増やし基礎代謝を向上させると、一日に消費するエネルギー量も増加します。

普段通りの生活を送っていたとしても、以前より痩せやすくなります。体脂肪を消費しやすくなるため生活習慣病の予防や体型の維持に役立ちます。

 

老化の原因 活性酸素

人間は生きていくうえで酸素を必要とします。

しかし体内に取り入れたうちの一部の酸素は「活性酸素」という物質に変化します。

活性酸素はウイルスや細菌を攻撃する役割がありますが、過剰に増加すると細胞も攻撃してしまいます。

例えば肌の細胞が活性酸素に攻撃されるとターンオーバーが滞り、シミやシワの原因となります。

血液中のコレステロールを活性酸素が参加させると、より毒性の強い「過酸化脂質」となり、血管の老化の原因となります。

活性酸素は人間が普通に生活していくうえでも生まれますが、強いストレスや激しい運動、睡眠不足、喫煙、飲酒などでより多く生まれてしまいます。

現代社会はストレスや疲労が多いため活性酸素のリスクが大きく、うまくその害を減らす必要があります。

活性酸素の害をできるだけ軽減するためには「抗酸化物質」が重要です。

抗酸化物質とは酸化した物質を還元し、無毒化する働きを持っています。

食品中には様々な抗酸化物質が含まれています。

特に新鮮な野菜や果物には多く含まれているため、毎日の摂取が重要です。

ここでは代表的な抗酸化物質を紹介していきます。

ビタミンC

緑黄色野菜やいちご、柿、緑茶類に多く含まれる

ビタミンE

植物油やナッツ、魚卵に多く含まれる

βカロテン

ニンジン、カボチャ、ホウレン草などの緑黄色野菜に多く含まれる

リコピン

トマトやスイカに多く含まれる

カテキン

緑茶類に多く含まれる

アントシアニン

ブルーベリーやブドウに多く含まれる

毎日しっかり抗酸化物質を摂取することで、活性酸素の害を軽減することができます。

フレッシュな野菜や果物、良質な植物油などを毎日食べるようにするとよいでしょう。

反対に脂質は少なめにするよう意識するとなおよいです。

 

【執筆者】大見 貴秀医師

帝京大学医学部卒業。麻酔科標榜医、麻酔科認定医、サプリメントアドバイザー。 日本麻酔科学会、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員、生活習慣病アドバイザー。

麻酔科医として眼科や外科、脳外科、整形外科など様々な手術に関わる。

「治療」よりも「予防」を重視して診療にあたる現役医師。麻酔科医として勤務するだけではなく、加齢による身心の衰えや疾患に対するアドバイスを行う。


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