【血流を改善して緑内障予防】血管指圧で血管を直接刺激する方法
マッサージよりも簡単!血管指圧で血流を改善する方法
指圧とは、指や手の平を利用して一点集中した刺激を送る健康法の一つです。
指圧と聞くとツボ押しのイメージが強いですが、実は血管を直接刺激して血流改善に効果を果たす指圧法も存在します。
それが、今回お伝えする血管指圧です。
血管指圧は短時間で行える上、方法も簡単ですので、自分で行っても高い効果を得る事ができます。
それでは、血管指圧の効果や方法、施行のポイントについてお伝えいたします。
血管指圧の効果
血管指圧では、全身に酸素と栄養などを運ぶ主要な動脈を指で押す事で直接刺激します。
動脈の外側には血管を拡張する神経が通っているのですが、動脈を押す事で、この神経が刺激されて血管が拡張し、血流量が増大します。
さらに、動脈を刺激すると、動脈の内壁に存在する内皮細胞が活性化し、一酸化窒素をたくさん分泌するようになります。
一酸化窒素は、血管のメンテナンス役として働き、「劣化した血管の修復」「血栓の生成防止」「血管の拡張」などの作用によって、血流を促進します。
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血管指圧の方法
血管指圧の方法はとても簡単です。
指圧する場所は、太い動脈が通っている「首」「お腹」「太ももの付け根」の3箇所のみです。
・指圧は首と太ももの付け根では親指の腹を使って皮膚に対して垂直になるように押します。
・まず、首の左右側面に存在する頸動脈を顎の下から鎖骨方向へ、等間隔になるように4箇所に区切り、それぞれ2~3秒かけて3回ずつ親指で押します。
・太ももの付け根は、左右それぞれの付け根の中央部分を2~3秒かけて5回ずつ親指で押します。
・親指で押しにくい場合は、人差し指・中指・薬指を揃えて3本の指の腹で押してください。
・腹部は両手を重ねて、手の平の中央部分で指圧します。
・みぞおちからスタートして腹部に大きな「の」の字を描くように2~3秒かけて1回ずつ押していきます。
血管指圧のポイント
血管指圧の効果を高めるためには、以下のポイントを押さえて実施するとよいでしょう。
・体温が最も低い朝の起き抜けに行う。
・痛みを感じないように、気持ち良さを感じる力で押す。
効果をたくさん得ようとして力いっぱいに押してしまうと、逆に血管が収縮してしまうため、注意してください。
緑内障社長の一言コメント
特に首への指圧は、肩こりの緩和や頭の重だるさの改善、眼精疲労改善などに効果が期待できるため、オフィスワークの合間に取り入れるとよいでしょう。
頸動脈は、首の側面を触ってドクンドクンと脈打っている部分なので、簡単に見つける事ができます。
ただし、首の指圧は呼吸を確保するために片方ずつ行うようにしてください。
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