【ぎゅっ】絞り込みまばたきで、目の血行・血流改善
「絞り込みまばたき」は、目の複数の筋肉をほぐし、血流・血行改善に効果的です。具体的には、目をキョロキョロ動かす「外眼筋」、顔の「表情筋」、眼球全体。これらを同時にほぐして、目の周辺の血流を改善します。また、目を大きくし、目の周りのリフトアップと、目の奥にある脳の血流アップにも役立ちます。網膜ではつねに、映像の情報を処理するために、大量の酸素や栄養素が消費されています。その酸素や栄養素を運ぶのが、網膜に流れる毛細血管と、中を流れる血液です。そこで、毛細血管や血液の成分を、良好な状態に保つことによって、目の機能を高めたり、緑内障の改善が期待できます。
【眼圧低下】口を緩め、アゴの力を抜いてリラックスする方法
身体が変に緊張していると、眼圧が上がりやすくなります。そこで、様々な方法で普段から体をリラックスさせてあげましょう。たとえば、緊張すると、奥歯をかみしめるように、下アゴに力が入ります。このことから、アゴの力を抜くことができると、身体全体をリラックスさせることができます。アゴの力を抜くことができると、スムーズに動けますし、睡眠時の歯ぎしりも、アゴの緊張が原因です。夜なかなか眠りにつけないときもアゴをゆるめることは有効です。しかし、普段から力が入っているアゴの力を抜こうとしても、簡単にはできません。緊張状態が続くと、ゆるむ感覚を忘れてしまうためです。そこで、ゆるんだ感覚を体験することが効果的です。
卓球で脳を鍛え、視神経に刺激を与えることで緑内障対策
内閣府のHealthcare Brainチャレンジ2015年度コンテストの入選アイデアの1つに「卓球で脳を鍛える」というものがあります。卓球で脳の機能を鍛え、視神経を刺激し、緑内障対策につなげましょう。「目は脳の一部」といわれますが、発生学からいえば、目は脳そのもの。目は脳の発達段階で最後にできるものですから、「目は脳の最先端」ともいえます。そして、運動が脳の機能を改善する効果を持つことは、様々な形で実証されています。中でも卓球は、・卓球は他の球技よりも早い反射機能が必須、・卓球は高齢者など非常に幅広い層に適用できる、・特に運動視に関わる領域が発達する可能性がある、・場所をそれほどとらず、誰でもできる、・手軽さ、動体認知の鍛錬、瞬時のマルチタスク運動、コストパフォーマンスの良さ・素早い反射神経が必要であるが動きは単純、などの利点があります。
耳をゆるめて身体をリラックスさせる別の方法
耳をゆるめることで、耳から起こった身体の緊張を解放させることができます。リラックスは眼圧低下につながるため、緑内障対策となります。本日は、耳をゆるめる別の方法をご紹介します。1.横向きに寝転がります。頭の下に枕などを入れて、首がまっすぐ楽な姿勢を目指します。2.この時、両ひざの間にクッションなどを挟むと姿勢が安定します。3.ゆっくり、強すぎない程度に、片側の耳をひっぱります。引っ張る向きは:3-1.前(顔)側:耳の後ろ側(後頭部や首の後ろ側)をゆるめます。この部分は、目を動かす筋肉と連動しているため、目がすっきりする効果も得られます。3-2.上(頭頂)側:耳の下の首筋の筋肉をゆるめます。アゴの緊張がとれます。3-3.下(首)側:頭の側面の筋肉をゆるめます。アゴを動かす大きな筋肉のある場所で肩、股関節とつながる身体の側面全体に大きな影響があります。
緑内障対策に、耳を「ゆるめて(ほぐして)」全身をリラックス。
実は緑内障対策で全身をリラックスさせるのに、耳を緩めることが効果的です。たとえば、黒板をひっかくような音など、不快な音が耳に入って、身体が緊張した経験をお持ちの方は多いと思います。このとき、耳の後ろやこめかみあたりは、固くなって緊張しています。音に対して耳が緊張すると、耳付近の筋肉が固まってしまうのです。そして、耳周辺の筋肉の緊張は、身体の側面の筋肉のつながりを介して、身体全体に伝わります。そこで、耳をゆるめることで、耳から起こった身体の緊張を解放させてあげることができます。全身をリラックスさせることで、眼圧の上がりにくい体質作りを目指しましょう。