【東洋医学で目の血流改善】こぶしカッサで緑内障予防

東洋医学をお手軽に！こぶしカッサで目の血流を改善する方法

 

カッサという民間療法をご存知ですか？

カッサは専用のプレートを使って、滞っている血の巡りを解消する健康法です。
道具が必要になるため、素人が行うには、少しハードルが高くなっています。

そこで、おすすめなのがこぶしカッサです。

今回は、こぶしカッサの効果や基本的な方法、こぶしカッサで目元の血流を改善する方法についてお伝えします。

 

1.　カッサとは？

カッサとは、東洋医学に基づいた民間療法です。
その歴史は古く、2500年も前から中国の人々に親しまれてきました。

カッサは刮痧と綴り、「刮」は削るという意味を、「痧」は滞留している血という意味を表します。

つまり、カッサは専用のプレートで削るように皮膚を擦ることで、滞っている血を押し出し、循環を改善する方法のことを指します。

こぶしカッサは、カッサを簡易化して、こぶしで手軽に血流を改善する健康法なんですよ。

 

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2.　こぶしカッサの効果

こぶしカッサを行うことで得られる効果は、以下の通りです。

・筋肉のこりをほぐす
・老廃物などの体の毒を排出する
・血の巡りをよくする

こぶしカッサを行うことで、筋肉の状態をよくし、巡りのよい体にすることができるのです。
巡りが改善することで、クマやたるみ、むくみなどの症状も解消するんですよ。

 

3.　こぶしカッサの基本的な方法

それでは、こぶしカッサの基本的な方法である、こぶしの作り方と使い方について見ていきましょう。

こぶしカッサでは、まず、手を握ってこぶしを作ります。
このとき、親指はこぶしの中に入れず、親指の腹を人差し指の側面につけて、横に尖らせます。

こぶしを作ったときの、第二関節、親指の第一関節、第三関節がカッサのプレートの代わりになります。

・第二関節

第二関節はこぶしカッサで最も使用頻度の高い部位です。
体はもちろんのこと、顔の筋肉を広範囲にほぐすときに使用します。

・親指の第一関節

親指の第一関節は目元などの細かい部分をほぐすときに使用します。

・第三関節

骨が出っ張っている第三関節は、太ももや腰などの広い範囲を力を入れてほぐしたいときに使用します。

 

4.　こぶしカッサで目元の血流を改善する方法

今回は、こぶしカッサで顔のこりをほぐし、目元の血流を改善する方法をご紹介します。

方法は以下の通りです。

a.額をほぐす

・使用するのは第二関節です。
・こぶしを作り、4本指の第二関節を額の中央に縦になるように当てます。
・中央から外側へと一方通行で人差し指と中指を滑らせるように動かして、額の上半分をほぐします。
・次に人差し指と中指の第二関節を額の下半分に当て、同様に中央から外側へと額の下半分をほぐしてください。
・これを中央から左側、中央から右側というように左右で10回ずつ行います。

b.生え際をほぐす

・こぶしの第二関節を生え際の中央に当てます。
・生え際に沿って、中央からこめかみへとこぶしを上下にこまかく動かしながら移動させます。
・左右10回ずつ行いましょう。

c.眉をほぐす

・こぶしを作って、人差し指と中指の第二関節を眉を挟むように当てます。
・眉頭から眉尻に向かって、人差し指の方に力を入れながら、移動させます。
・左右の眉にそれぞれ10回ずつ行いましょう。

d.仕上げ

・最後は、老廃物を流してあげます。
・こぶしを作ったら、親指の第一関節を眉頭と目頭の間にある凹みに当てます。
・ぐりぐりと小さな円を描いて10秒間ほぐしましょう。

 

緑内障社長の一言コメント

顔は摩擦に弱い部分ですので、マッサージクリームなどを利用することをおすすめします。
こぶしカッサを実際に行うと、目がスッキリするのが実感できるはずです。
目の疲れや頭痛などに悩まれている方は、ぜひ実践してみては、いかがでしょうか。

参考
日経ヘルス　2017年3月号
日本かっさ協会

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