緑内障の為には、足が重要だった!最近、運動不足という方の為に
緑内障の原因に眼圧上昇が挙げられますが、足を動かさないでいると、上半身に問題がなくても血流が悪くなってしまい、それにともなってリンパ液や房水等の水分の流れも悪くなってしまいがちです。というのは、足、下肢というのは人体にとって水の流れを促すポンプの役割を持っており、全身の流れを良くしていく為には下肢の運動を欠かすことはできません。ウォーキング等を定期的に行い、足の筋肉に刺激を与え、房水の流れが良い体質を目指しましょう。ウォーキングの際に、意識をすると良いのが、背筋を伸ばし、腕を良く振ることです。背筋を伸ばすことで体の歪みの矯正につながりますし、腕を振ることで、その振動が全身の筋肉に良い刺激になります。普段使わない筋肉を使っていくきっかけにもなります。
緑内障の予防には、老化防止に、当たり前のことをきちんとする
緑内障の発症・進行には身体の老化が影響しています。そこで、緑内障予防には、老化防止が重要となりますが、そのためには、健康的な生活にとって「当たり前」のことを、きちんとやればいいのです。たとえば、運動不足の人は運動をする、太っている人は痩せる、睡眠不足の人はしっかり寝る、タバコを吸っている人はやめる、脱水気味の人は、水分をしっかり摂る、等が挙げられます。また、食事面で気を付けたいポイントは2つ。1つめは、老化をもたらす原因となるものを避けること。2つめは、活性酸素を除去するために抗酸化作用のあるものを積極的にとる、ということです。ご自身の生活に何が必要か、理解して、生活習慣として、望ましい行動を習慣化し定着させましょう。目は全身の健康のバロメーターです。緑内障予防に、健康を目指して、積極的に取り組んでみてください。
外に出ることが、若さを維持する一番の薬!?
外に出て、脳に刺激を与え、紫外線を少し浴び、普段の目線より少し上を見て、背筋を伸ばして、歩いてみてください。外出するだけで、脳は様々な刺激を受けます。眼圧、視神経、老化の予防。目の様々な働きは、脳と密接な関係があります。今日は、外出して、脳に刺激を与え、目を元気にしましょう!ものを見るのは目だけでなく、脳の働きと連携しています。外に出て、人と話したり、スポーツをしたり、脳を活性化することで、目の若さも保たれます。また、紫外線は有害なものばかりでなく、細胞の若返りに役立つものもあります。(過度な紫外線にはご注意下さい)散歩など、適度に日の光にあたることも目の若返りに効果的です。散歩の途中などに、目を閉じたまま太陽の方を30秒ほど向けば十分です。
無理のない運動で、目を健康にするポイント
目も身体の一部です。全身の健康状態の影響を確実に受けるといえるでしょう。たとえば、高血圧や糖尿病、動脈硬化などの全身疾患は、網膜や眼底血管に悪影響を及ぼすことが分かっています。生活習慣病の多くに、目の健康を損なうリスクが存在しています。適度に体を動かす運動によって、生活習慣病の予防・改善、血圧や血糖値、コレステロールをコントロールすることができます。全身の血行促進にも効果的ですし、血流の改善は視神経にも良い効果が期待できます。おすすめは、有酸素運動です。ウォーキングや軽めのジョギング、サイクリング、ゆっくり泳ぐ水泳など、酸素をたっぷり身体に取り込むことのできる運動に、取り組んでみましょう。脂肪燃焼のほか、血流改善の効果が期待できます。体内の血流が改善すると、目の血流も良くなり、視神経の働きの改善にも効果が得られます。
【緑内障と喫煙】タバコは2.6倍のリスクに!?
喫煙は、様々な目の病気の発症率を上げると言われています。たとえば、喫煙者は、加齢黄斑変性症になる確率が4-5倍あがることが報告されています。また、アメリカの調査ですが、1日にたばこを20本以上吸う人は、まったく吸わない人と比べて、白内障にかかるリスクが2.6倍高くなります。喫煙するとニコチンの影響で血管が収縮します。全身の血管が収縮すると、当然目の血管にも影響し、血行が悪くなります。血行不良は緑内障の危険因子としてあげられていますので、禁煙が推奨されます。目のために禁煙に取り組むことが大切です。禁煙治療には健康保険が適用される場合もあるので、活用を考えてみてください。