かくれ骨粗鬆症の早期発見で、老化を予防し、緑内障に抗う
皆さんには、「骨折は痛い」というイメージがあるかと思いますが、実は、痛みを伴わない骨折もあるため注意が必要です。それが、かくれ骨粗鬆症。長年負荷がかかった、胸椎や腰椎に変性が起こると、体重を支えきれずに骨折を起こすことがあります。通常の骨折は非常に痛みがありますが、骨粗鬆症による骨折は、軽度の痛み、あるいは全く痛みを伴わないことが多いことが特徴です。お年寄りの腰が大きく曲がってしまうのは、この骨折の連鎖が原因なのです。腰が大きく曲がると、臓器が圧迫され、血流が悪くなり、臓器障害や心脳疾患を起こすリスクも高まります。また、下を向く姿勢となり視野が狭くなるため、転倒及び転倒による骨折のリスクも非常に高くなります。
ワインによるアンチエイジングで、緑内障発症の確率を下げましょう
緑内障の発症と進行には加齢、つまり身体の老化が影響しています。そして、自然食品の中から、老化予防効果のあるさまざまな成分が発見されています。その中でも、今回は身近なアンチエイジング食品として注目されているワインについてお伝えします。ワインにポリフェノールが含まれることは、すでにご存知と思います。そのポリフェノールの一種である「レスベラトール」は、非常に高い抗酸化作用をもち、美肌効果が期待されることから、化粧品やサプリメントなどに使用されるなど、美容界で注目を集めています。レスベラトールのすごいところは、美容に関するアンチエイジング効果のみならず、心臓保護作用や、神経細胞保護作用、抗ガン作用、メタボリックシンドロームを防ぐ作用などさまざまな効果をもつことにあります。
ファイトケミカルで老化を予防しましょう
人と違い、生きて行く場所を自由に選べない植物は、有害物質や害虫から身を守るために、免疫細胞を増やして酸化を防ぐファイトケミカルという力がそなわっています。活性酸素を減らす抗酸化作用があり、アンチエイジングの効果が高いとされています。ファイトケミカルは約1万種類あり、果物や緑黄色野菜などに多く含まれています。代表的なものは「ポリフェノール」。そのほか、「サポニン」「イオウ化合物」「カロテノイド」「テルペン」などがあります。緑内障の発症は老化と関係が深く、40代以上で発症率は高まります。アンチエイジングを意識した生活習慣は、緑内障が発症する確率を下げることにつながります。
ココアの老化防止・血流改善・リラックス効果で、緑内障を予防する
ココアの効果として、特に、各研究機関から注目されているのが、「脳の血流改善」「脳細胞の老化防止」「リラックス効果」の3つの働きです。これらの働きは、緑内障の予防も期待できます。ココアに含まれている成分の中でも、カカオポリフェノールやフラボノール、テオブロミン、食物繊維は複合的に作用し合って、人体の健康に大きく貢献します。ハーバード大学の研究によって、ホットココアの摂取で脳の血流が促進され、記憶力や思考・認知テストの点数が向上する事が報告されています。ココアに含まれているカカオポリフェノールには、血液中の活性酸素を除去して、血管の詰まりや脆弱化を防止する働きがあります。また、ココアの苦み成分であるテオブロミンには、毛細血管の血流を促進する働きがあり、冷え症対策などでも研究が進められています。これらの成分が複合的に作用しあい、脳や末端部位の血流量を改善する働きが得られると言われています。
5本指ソックスで身体の歪みを解消して、緑内障対策
5本指ソックスは、スペインで誕生した健康を目的に作られたソックスです。日本に来てからはTVでも紹介され、近年の健康意識の高まりから注目をされるようになりました。今では多くの年代の人たちに広まり、カラフルなデザインのものも増えました。5本指ソックスには、実は様々な健康効果がうたわれています。そして、その中のいくつかは、緑内障対策にもつながります。代表的な5本指ソックスの効果をまとめました。まず、5本指ソックスは指をそれぞれ包むことで足先を温めます。それぞれの指が自由に開くことは、体の動きに合わせて足先まで血流がよくなるので、足全体の温度が上がります。冬の季節、特に先端の冷えがひどい時は5本指ソックスの上にゴムのきつくないソックスを重ねて履くと、さらに足先を温める効果があります。全身の血流の改善は、目の周辺の血流改善にもつながり、緑内障対策として役立ちます。
老化防止と眼精疲労に効果のあるツボ「養老」で、緑内障対策
「養老」のツボは老化防止の効果を持っており、このツボを刺激する事で老化からくる様々な症状や疾患を改善・予防する事が出来ます。養老には気血が集まっていると言われており、このツボを刺激する事で経路が開き、気と血の巡りが改善されます。特に頭部の血流を改善し、老化からくる眼の症状や疾患に即効性のある効果を示します。緑内障対策に、養老のツボを刺激しましょう。その他、養老のツボで得られる効果は次の通りです。目のかすみや充血、老眼、高血圧や動脈硬化、記憶低下、腰痛、腕や肩の痛み等の改善。ツボ押しは、短時間で手軽に出来る健康法の一つです。ツボ押しを毎日の生活に上手に取り入れて、病気を予防しましょう。
長寿遺伝子を活性化するには、空腹を感じる時間を持ちましょう
長寿に関係する遺伝子は、小食によって、活性化すると考えられています。昔からの言葉にも「腹八分に病なし」というように、長寿の秘訣は小食にあります。最近の研究でも、長寿に関係する遺伝子は30個以上発見されているそうですが、現在注目されているものに「Sir2」遺伝子があります。この遺伝子は、誰もが持っていて、活性化することができれば、長寿が達成できると考えられています。元々、この遺伝子は酵母菌から発見されました。そして、この遺伝子は、エサがたくさんあって、暖かいぬくぬくした環境で育つと活性がないのですが、エサが乏しく外気温が低い環境で育つと活性化したそうです。つまり、摂取カロリーを抑えることで、長寿遺伝子を活性化できることがわかっています。緑内障の発症と進行には加齢、つまり身体の老化が影響していますので、長寿遺伝子をうまく活性化することで緑内障対策を行いましょう。