【鍼灸師が解説。緑内障の方の為の東洋医学講座】6.気・血・水
「鍼灸師が解説する緑内障の方の為の東洋医学講座」連載第6回のテーマは、気・血・水です。
鍼灸師の先生による解説記事をどうぞご覧ください。
気・血・水
五行論と同様に重要な位置付けにあるのが、「気・血・水(き・けつ・すい)」です。
単純にあらわすと、「気」はエネルギー、「血」は血液、「水」はリンパ液や体液のことです。
尚、水(すい)は津液(しんえき)とも呼ばれています。
どの要素が不足しているか過剰な状態であるか、バランスはどうかを見極めていきます。
また、五臓と関連して考えることも可能です。
気
気虚(ききょ)
「気」が不足している状態を指します。
ストレスや加齢によって胃腸の働きが弱まり、体のだるさや重さが出て、やる気がなくなります。
気滞(きたい)
「気」が滞っている状態を指します。
十分な量はあるのに、うまく働かなくなります。
胸やお腹の張りを感じやすく頭が重くなります。
気逆(きぎゃく)
「気」が逆流している状態を指します。
頭や顔に症状が出やすく、イライラしたり気が短くなります。
血
瘀血(おけつ)
「血」がドロドロとしている状態を指します。
滞ってしまうことで、顔色が青紫色になり、腫瘤や疼痛が起きやすくなります。
血虚(けっきょ)
「血」が不足している状態を指します。
血の気が引き、顔色が悪くめまいが起きやすくなります。
目にも影響を与えます。
血熱(けつねつ)
「血」が熱を持っている状態を指します。
発熱や便秘、出血が起きやすくなります。
水
津液不足(しんえきふそく)
簡潔に言うと、乾いている状態を指します。
喉や肌が乾燥し尿の量が減少します。
湿痰(しったん)
簡潔に言うと、湿っている状態を指します。
動悸やめまい、鈍い痛みが起きやすくなり、悪心や嘔吐、腹部の張りがみられます。
気・血・水で考える「目」の症状の見方
目は、五臓では「肝」、五行では「木」に関連しています。
気・血・水では、「血」に関係性が深く、特に「血虚」の状態は目の影響が多く起きやすくなります。
目に負担がかかると、「血」が足らなくなり「肝」の働きが鈍くなります。
これを「肝血虚(かんけっきょ)」と呼んでいます。
また、加齢によって「腎」のエネルギーが不足すると、「血」や「気」が巡りにくくなります。
近年では、パソコンやスマホ、タブレットは生活必需品になり、手放せなくなっており、気づかないうちに目の酷使が行われています。
「腎」の不足に加えて、目に負担がかかることで「肝」へ影響が大きく出ます。
東洋医学では、目の症状は「肝」と「腎」に着目して治療を行うことが多くなっています。
また、不足とは別の考え方として「肝火上炎」という考え方もあります。
これは、「気」や「血」がバランスを失うことで「肝」が炎のように燃え上がり、顔や目のある上にのぼっているという状態です。
イライラしたり、目の充血が見られたり、顔のほてりが起きやすくなります。
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「肝血虚」タイプ
・目が乾燥する
・目のかすみを感じる
・脇、脇腹の痛みを感じる
「腎虚」タイプ
・排尿のトラブルがある
・足腰の衰えを感じる
・体力低下を感じる
「肝火上炎」タイプ
・イライラとしやすい
・高血圧の傾向がある
・目が充血している
執筆者プロフィール
ノダミライ
日本の鍼灸師国家資格、フランスのエステティシャン国家資格保持。日仏で約15年間活動後独立。美容鍼灸、エステ施術を行うほか、美容や東洋医学のライターとしても活動中。
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