【目に大切】亜鉛がなぜ緑内障に効くのか
亜鉛は、抗酸化ビタミン(ビタミンC・E・βカロテンなど)と一緒にとりましょう。活性酸素の除去で緑内障の発症率を下げ、粘膜の健康維持を助け、ロドプシンの再合成を間接的にサポートする等、緑内障の方の目に役立つ栄養素です。亜鉛は、動物性食品に多く含まれており、たんぱく質・核酸の代謝に関与して健康の維持に役立ちます。人の身体にはもともと、活性酸素を除去する働きを持つSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)という酵素がありますが、亜鉛はその構成要素です。また、別の目の病気、加齢黄斑変性症に関して、アメリカ疫学調査にて、抗酸化ビタミンと、亜鉛を一緒にとったところ、進行を遅らせることができたことが明らかになっています。酸化を抑制することで発症率の低下につながったものと考えられています。