【血流改善で緑内障予防】タオルグリップ法で血管メンテナンス
1日10分で血管メンテナンス！タオルグリップ法で血管力をアップ
健康を支える大事な柱の一つが血の巡りです。
血の巡りを健康に維持するためには、血液の状態はもちろんのこと、血管をメンテナンスすることも大切です。
ですが、血管のメンテナンスといっても何をすればいいのか分かりませんよね。
そこで今回は、とても簡単な方法で血管をメンテナンスできるタオルグリップ法についてお伝えします。
目に酸素や栄養を運ぶのは血液ですから、血管メンテナンスで、目を守りましょう。
1. 血管の老化を防ぐには「NO」を出すことが大切
血管は血の巡りを支える重要な役割を持っています。
加齢や生活習慣によって、血管が傷ついたり、硬くなったり、中にコブができてしまったりすると血液の流れに大きな影響が出てしまうのです。
そこで活躍するのが、血管の内側から出される「NO（一酸化窒素）」です。
NOは、血管のメンテナンス係として働きます。
NOには、次のような働きがあります。
・傷ついた血管を修復する
・血管を柔らかくして広げる
・血栓ができるのを防ぐ
つまり、血管の老化を防いで、健康な血管を保つためには、NOをしっかり出してあげるようにすればいいのです。
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2. NOの分泌を良くするハンドグリップ法とは？
血管のメンテナンス方法として、最近注目されているのが、ハンドグリップ法です。
ハンドグリップ法とは、次のような方法です。
・デジタル握力計を用意します。
・デジタル握力計で自分の一番強い握力を測ってください。
・その30%の力で2分間握力計を握り、1分間力を抜いて休みます。
・これを1日左右2回ずつ行います。
ハンドグリップ法では、力を込めて血液の流れを抑え、そこから力を緩めて一気に血液を流すことで、NOを出すことができます。
3. 自宅でも簡単にできるタオルグリップ法のやり方
ハンドグリップ法では、握力計を使って最大の握力の30%の力で握ることが大きなポイントになります。
ですが、握力計が家にある方はなかなかいないですよね。
そこで考え出されたのが、タオルグリップ法です。
タオルグリップ法は、タオルの握り方を工夫することで最大の握力の30%の力を出すことができる自宅で簡単にハンドグリップ法が行える方法です。
方法は次の通りです。
・普通の横長のタオルを1枚用意します。
・タオルを3つ折りにして正方形に近い形に整えます。
・タオルを端から緩く巻いて円柱状にしましょう。
・巻いた後のタオルの太さは、片手でタオルを持って、親指と他の指がつかないようにします。
・タオルを片手で軽く2分間握ります。
・1分間休み、もう一度2分間握って1分間休みます。
・手を入れ替えて同様に2分握って1分休むを2回行ってください。
・毎日行う必要はなく、週に3～5回程度を目安に行います。
緑内障社長の一言コメント
タオルグリップ法は、強く握ったり何回も行うことでより強い効果が得られるというものではありません（やり過ぎも良くないのです）。今回のご紹介内容の通り、2分握って1分休むを左右2回ずつ、週に3～5回を目安に行っていただければと存じます。
参考
「日経ヘルス 2017年11月号」
「人は血管から老化する」池谷敏郎
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