【緑内障と喫煙】タバコは2.6倍のリスクに!?
喫煙は、様々な目の病気の発症率を上げると言われています。たとえば、喫煙者は、加齢黄斑変性症になる確率が4-5倍あがることが報告されています。また、アメリカの調査ですが、1日にたばこを20本以上吸う人は、まったく吸わない人と比べて、白内障にかかるリスクが2.6倍高くなります。喫煙するとニコチンの影響で血管が収縮します。全身の血管が収縮すると、当然目の血管にも影響し、血行が悪くなります。血行不良は緑内障の危険因子としてあげられていますので、禁煙が推奨されます。目のために禁煙に取り組むことが大切です。禁煙治療には健康保険が適用される場合もあるので、活用を考えてみてください。
深呼吸でリラックスして、眼圧を下げましょう
目と脳だけで、体内に取り入れた酸素の4分の1を消費していると言われます。また、深呼吸によって目や心身をリラックスさせることは眼圧を低下させ、緑内障予防につながります。交感神経が興奮すると、眼圧が上がりますので、深呼吸することで、神経を鎮めて、眼圧を下げましょう。ときどき深呼吸や腹式呼吸をして、リラックスと共に、意識的に酸素を補給することが大切です。深呼吸には、他にも次のような効果が期待できます。1.自律神経のバランスを整える、2.ホルモン分泌の正常化を図る、3.血液を通じて全身に酸素を補給する、4.自然治癒力を高める。深呼吸することで、目や心身をリラックスさせましょう。
緑内障にストレスは禁物!?ストレスを発散して緑内障に勝つには
ストレスが多くの病気の発症の引き金となったり、憎悪因子(状態を悪化させるもの)となったりすることはよく知られています。緑内障に関しても、ストレスが何らかの影響を及ぼしていると考えられます。まず、失明や手術について深刻に悩み過ぎないことが大切です。やみくもに不安にならず、症状を理解し、自分にあった治療法を知り、生活改善など、出来ることに目を向けましょう。悩み過ぎても、良いことはありません。また、病気以外のストレスをできるだけ減らしたいところです。とはいえ、仕事や人間関係などストレスをゼロにすることは無理な話です。うまく付き合い、解消する方法を身につけましょう。・どんな時にイライラしますか?・どんな時に興奮していまいますか?・そのイライラや興奮する状況を避けることはできますか?・何をすると気分が変わりますか?
いい血液を保つ食生活。目に良くない7つの習慣とは?
いい血液を保つ食生活は、目にも良い、と言われます。毛細血管や血液の成分を、良好な状態に保つことによって、目の機能を高めたり、緑内障の改善が期待できます。たとえば、次のような食生活は目にあまりよくありません。・お菓子やジュースなど甘いものが好き・おかずに肉や揚げ物など脂ものが多い・乳製品をとりすぎている・ファーストフードやレトルト食品など、食品添加物や保存料の入った食事をとる機会が多い・アイスクリームなど冷たいものをよくとる・間食をやめられない・食事の時間が不規則。食生活によって血液の成分を良好にすることを狙っています。ご無理のない範囲で、食生活を振り返り、改善できるところがあれば、改善してみてください!
緑内障の確率を上げる老化に逆らう為、水を飲んで、アンチエイジング
年をとると、体の保水力が低下し、トイレが近くなることは、ご存知でしょうか。これは、尿を圧縮させる作用をもつ抗利尿ホルモンの分泌が減るからと言われています。脱水状態は、さらに老化を促進しますので、悪循環になるというわけです。そこで、水分補給を心がけましょう。常温のお水をちびちびと飲みましょう。温めて、体温に近い状態で、飲むのも効果的です。 解説:緑内障の発症と進行には加齢=身体の老化が影響しています。老化現象自体は誰にでも起こるものです。しかし、緑内障の進行を抑えるために、老化の速度を遅らせたいものです。その際に、避けたいのが、身体の脱水状態です。
体温をあげる4つの方法で、万病の元、冷え性を改善して緑内障対策
西洋医学、東洋医学ともに、冷えは、万病の元と言われています。体温を上げるためには、運動をして筋肉をつける、栄養バランスの良い食事をする、寒さ対策をすることが重要です。また、温泉やお灸などで外から温めることも効果的です。特に、手首をあたためるのが、目に良いツボにもききますので、おすすめです。東洋医学の観点では、体温が上がらない状態は、「陽虚(ようきょ)」の状態と考えられています。気と血が不足して、全身のエネルギーや代謝が下がった状態です。西洋医学の観点では、体温低下は免疫力低下につながると考えられます。体温を上げるための取り組みで、身体と目を元気にしましょう!