【ストレス解消で眼圧対策】4ステップで相手の怒りを鎮める方法
怒りは相手の悲鳴！4ステップで相手の怒りを鎮める方法
仕事や家庭など様々な場面で意図せずに相手を怒らせてしまうときがあります。
相手に早く怒りを鎮めてもらいたいと思い、謝罪やなだめる言葉をかけて余計に怒らせてしまった経験はありませんか？
また、いくら謝っても怒りを鎮めてくれないときもありますよね。
そこで今回は、相手を怒らせてしまったときの相手の怒りを鎮める方法についてお伝えします。
1. 相手の怒りの裏に潜む感情に目を向けよう
相手の怒りを鎮めるためには、相手の怒りの裏側にある感情に目を向けることが大切です。
怒りは「二次感情」と呼ばれています。
一方で、一次感情と呼ばれているのが、「不安」「悲しさ」「焦り」「寂しさ」などの感情です。
一次、二次の順番を見て分かる通り、実は一次感情によって二次感情である怒りが出てくるんです。
つまり、怒りを鎮めるためには、怒りを起こす原因になっている相手の感情を消化させてあげないといけないのです。
相手の感情を無視した「落ち着いて」や「ごめん」の連呼では、相手は怒りの根底の感情を押さえ付けられてしまい、余計に怒りが沸き上がってしまうんですよ。
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2. 4つのステップで相手の怒りを鎮める方法
それでは、相手の怒りの根底にある感情を消化させ、怒りを鎮めるためにはどうすればいいのでしょうか？
相手の怒りを鎮めるためには、焦らずに次の4つのステップを踏んで対応することが大切です。
ステップ1 相手の感情に寄り添う姿勢を見せる
まずは、相手が怒ったときは「相手は何かに困っている」と相手の心の悲鳴に耳を傾けるようにしましょう。
大切なのは、相手の感情に寄り添う姿勢を見せることです。
相手を怒らせたのであれば、「あなたにこんなに嫌な思いをさせてしまってごめんなさい。もしよければ詳しく話を聞かせてくれる？」と現在の相手の心境に寄り添います。
自分から怒りをぶつけてくる相手であれば「大変だったよね」「気付いてあげられなくてごめんね」「悲しかったよね」「一人で辛かったね」など共感を示す言葉をかけるようにしましょう。
ステップ2 聞き役に徹して相手の心の膿を出す
怒りの裏にある感情を出しきれないと、相手は消化不良を起こして、怒りが再燃します。
怒りを完全鎮火させるためには、聞き役に徹してとことん相手の心の膿を吐き出させることが大切です。
そのためには、決して話の腰を折ってはいけません。
また、反論があっても相手が話しているときは、控えましょう。
ここで反論すると、「私のことを分かってくれていない」とふりだしに戻ります。
聞き役に徹するときは、相手の感情を受け止め、共感を示す言葉をかけ続けてあげましょう。
ステップ3 冷静に謝る姿勢を崩さない
いくら感情に共感してもなかなか怒りを鎮めてくれないときもあります。
また、不必要な言葉であなたを傷付けてくることもあるでしょう。
そのときは「この人は感情に振り回されているだけ」と割り切り、感情で返させないように気をつけてください。
怒りを鎮めるためには、根気よく冷静に謝る姿勢を見せ続けることが大切なんですよ。
ステップ4 相手の全てを受け入れてから弁解や提案をする
相手を怒らせてしまうのは、故意ではないときもあります。
誤解などから相手を怒らせることも多々ありますよね。
そのようなときでも、相手の話をまずしっかりと最後まで聞きます。
相手が感情を出し切ったところで「嫌な思いさせてごめんなさい。実はすれ違いがあるみたいだから、話を聞いてもらってもいいですか？」と弁解するようにすると、相手も受け入れやすくなります。
解決方法を提案したいときも、すぐにすると相手は自分の感情が無視されたと感じるので、相手の話を聞いてから、共感を示した上で「辛い思いさせてごめんね。こうするのはどうかな？」と提案しましょう。
緑内障社長の一言コメント
ただ謝るだけの行為やとにかく相手をなだめようとする行為は、相手の気持ちを無視する行為となってしまい、相手も怒りを鎮めてくれません。
相手を怒らせてしまったときは、相手に寄り添う姿勢を貫いて、心の膿を出すことに専念することが大切とのこと。相手の怒りに引っ張られて感情的にならないように注意したいものです。
「アドラー流たった1分で伝わる言い方」 戸田久実 岩井俊憲
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